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株式とは何か具体的な仕組みや株式投資の始め方が分からず、最初の一歩を踏み出せない人もいるかもしれません。
これから株式投資を始める人は、株式の意味や仕組みについても理解しておくと役立ちます。
本記事では、株式の基本的な仕組みから、株式投資を行うメリット・デメリット、実際の買い方や銘柄選びのポイントまで初心者向けに株式投資の意味を分かりやすく解説します。
1. 株式投資とは、株式を購入して価格変動による収益を狙う投資
2.株式投資には値上がり益以外に配当金や株主優待がもらえることも
3. 株価は業績だけでなく景気の動向なども影響する

株式会社とは、事業を行うための資金を複数の出資者から集めて活動する企業形態のことです。このとき、資金を出資した人に対して発行される持分のことを株式と呼びます。
株式を購入した人は株主と呼ばれ、会社のオーナーの一人になるので、以下の権利が与えられます。
つまり、株式投資とは、株式を購入して価格の変動による収益機会を期待するだけでなく、企業の成長を資金面でサポートする目的もあるのです。
株式の売買は、主に証券取引所と呼ばれる場所で行われます。そもそも証券とは、株式や債券など、財産的な価値を証明する書面の総称です。また、これら証券が売買されるマーケット全体のことを株式市場とは呼びます。

日本国内にある証券取引所としては、以下の4つがあります。
日本で最も代表的なのは東京証券取引所です。ただし、個人投資家が証券取引所で直接注文を出すことはできません。 そのため、私たちは窓口となる証券会社に口座を開設して取引を行う必要があります。
近年は、ネット証券が普及しており、スマホやパソコンから利便性高く世界中の市場へアクセスできるようになりました。
株式投資をする際に必ず理解しておきたいことが、期待できるリターンと背負うことになるリスクです。株式投資のメリットとデメリットについてそれぞれ詳しくみていきましょう。
株式投資のメリットは、主に以下の3つです。
値上がり益とは、キャピタルゲインの一種で株価が安い時に買い、高くなった時に売ることで得られる差額の利益のことです。 企業の成長に伴って株価が数倍、数十倍になるケースもあり、株式投資の魅力の一つとされています。
配当金とは、インカムゲインの一種で企業が事業で得た利益の一部を、保有株数に応じて株主に分配する現金のことです。 企業によっては配当金を継続的に支払う場合もあります。
株主優待とは、一定以上の株式を保有する株主に対し、企業が自社製品や割引券などを贈呈する制度のことです。 株主優待は日本で広く普及している制度で、金銭的なメリットだけでなく、優待を楽しみに投資をする人も少なくありません。
キャピタルゲインとインカムゲインはどっちがいい?稼ぎ方や税金の違いを解説!
株式投資には以下のようなデメリットがあるので注意が必要です。
株価は企業の業績や経済情勢、投資家の心理などさまざまな要因で変動するため、期待して購入した銘柄であっても、株価の下落により価値が購入額を下回る元本割れを引き起こす可能性があります。

加えて、万が一、投資先の企業が経営破綻した場合、株式の価値がゼロとなり、投資した資金がほとんど戻ってこない可能性があります。過去には武富士やJALなど大手企業が倒産により上場廃止した事例もあるため、市場環境によって株価が大きく変動することがあります。
また、知名度が低く人気のない銘柄や、取引参加者が極端に少ない銘柄では、保有中の株式を売ろうとしても買い手が見つからず、取引が成立しないことがあります。流動性が低い銘柄を取引する際は、希望する価格やタイミングで売却できないリスクも踏まえて流動性リスクも理解しておく必要があります。
株価がなぜ動くのか疑問を持たれる人もいるかもしれません。ここでは株価が決まる基本的な原理について解説します。
株価は需要と供給のバランスで決まる
株価は、株式に対する需要と供給のバランスで決まります。
つまり、市場に出ている買い注文の量が売り注文の量よりも多ければ株価は上がり、逆に売り注文の量が買いたい注文の量よりも多ければ株価は下がります。
また、あくまでも需要と供給はそれぞれの人数ではなく取引量で決まる点に注意が必要です。大多数の人が売りたいと思っていても一人の大口投資家が大きめの買い注文をした場合は、株価が上がることもあります。
トレード・モメンタムを極める: 株式市場はどのように上下に動くのか?
株価を変動させる要因は、主に以下の3つがあります。
四半期ごとの決算発表などで、売上や利益が順調に伸びていることが分かれば、投資家は将来性があると判断して株を買うため、株価は上昇しやすくなります。逆に業績が悪化していれば、失望売りにより株価は下落しやすいでしょう。
また、企業の業績だけでなく、国や世界全体の景気も重要です。好景気の時はモノやサービスがよく売れるため、多くの企業の業績が押し上げられ、株式市場全体が上昇しやすくなります。反対に不景気になると、消費が冷え込み企業の利益が減るため、株価も全体的に下がりやすくなるでしょう。
加えて、金利や為替、政治情勢といったマクロ経済の要因が株価に影響を与えることがあります。例えば金利が下がると、銀行に預けるよりも投資に資金を回す人が増えるため、株価にとってプラスに働くでしょう。
さらに、輸出入を行う企業にとっては為替が円安・円高のどっちに動くかでが利益を左右することがあるため、経済指標の発表にも注目しておく必要があります。
株式投資にはさまざまな投資スタイルがあるため、証券会社の口座開設をする前にどのような取引方法や取引手法があるのかなどを確認しておくべきです。
ここでは取引方法や銘柄の選び方などを解説します。
株式投資には現物取引と信用取引の2種類があります。ここで言う現物とは、手持ちの資金を使って実際に株を買い取る取引方法のことです。例えば10万円の資金があれば、10万円分の株を買うことができます。口座にある資金以上の損失が発生するリスクはないため、初心者向けの投資方法の一つです。
その一方で、信用取引やCFD(差金決済取引)取引では、レバレッジを効かせることができます。レバレッジとは、証拠金を預けることで口座資金の数倍以上の金額を取引できる仕組みです。レバレッジを活用すれば、少ない資金でも大きな利益を狙える可能性がありますが、その分損失が大きくなるリスクもあるので、適切な資金管理が求められます。
株の信用取引はやめとけと言われる理由! なぜ危険なのかを解説
株式取引(株取引)とは、上場している企業の株を売買することを指しますが、その対象は個別企業だけではありません。日経平均株価やS&P500といった株価指数に連動するETF(上場投資信託)に投資する方法もあります。
ETFは、多数の企業がパッケージ化されているため、1つの銘柄を買うだけで分散投資の効果が得られる可能性があります。
仮に投資先の1社の株価が暴落しても、他の企業の利益でカバーできる可能性があるので、1つの企業の株式のみを購入するよりも、個別株と比較して分散効果が期待されることがあります。
投資信託とETF(上場投資信託)の違いとは?メリット・デメリットを解説
日本取引所グループの公式サイトによると、東京証券取引所に上場している企業は3,933社(2026年2月2日時点)もあります。
| プライム | 1,594社 |
| スタンダード | 1,567社 |
| グロース | 609社 |
| TOKYO PRO Market | 163社 |
出典:日本取引所グループの公式サイトを参考に筆者作成
東証だけでなく名古屋や福岡など他の証券取引所にしか上場していない企業や米国株・中国株など世界の個別株も含めるとその数はさらに多くなるでしょう。
株式投資で継続的な成果を目指す場合、以下のような基準を用意する投資家もいます。
ご自身がよく利用するサービスや商品を提供する身近な企業であれば、事業内容が理解しやすく、ニュースや雑誌などでの情報収集もしやすいでしょう。
また、売上高や利益が順調に増えているなど、過去の実績と比べてどう変化しているかを確認することも重要な基準です。
株式市場のセクター分析:テクノロジー、ヘルスケア、エネルギーセクターのトレンドは
株式投資を始める手順は以下の通りです。
ここからは、実際に株式投資を始めるための手順を簡単に解説します。
株式投資の始めるには、基本的に証券会社が必要なため、口座開設の手続きを行います。現在は多くのネット証券があり、オンライン上で手続きが完結します。口座開設が完了したら、口座に投資資金を入金しましょう。
多くの証券会社では銀行口座との連携サービスを提供しており、リアルタイムでの入金が可能です。
買いたい株(銘柄)が決まったら、注文を出します。株の買い方には主に成行注文と指値注文の2種類があります。
成行注文とは、現在の株価でそのまま買う注文方法です。すぐに買いたい場合や複雑な注文操作が苦手な人は成行注文が比較的難易度が低いかもしれません。
その一方で、指値注文とは、ご自身で買いたい価格を指定して注文する方法です。指値注文を活用すれば、現在よりも有利な価格で株式を購入できますが、指定した価格に到達しなければいつまでも注文が成立しません。
初心者には指値と成行注文のどっちがおすすめ? 各注文方法の注意点も解説!
株式を購入する際は、チャート画面や気配値を見てタイミングを計る必要があります。
例えば、チャートでローソク足を見ると、過去から現在までの値動きの流れや、相場の強弱を一目で把握できます。
また、気配値(板情報)を見ると、現在どの価格帯に注文が多く集まっているかリアルタイムの需給状況を確認可能です。
株を売る場合、成行注文あるいは指値注文を出します。
ただし、取引時間内に注文をしなかった場合、翌日の証券取引所の開場以降でなければ注文が成立しません。

ここでは、株式投資に関するよくある質問をまとめました。
株式の価値は、限りなくゼロに近づく可能性が高くなります。上場廃止となれば市場での売買ができなくなり、投資した資金を回収できなくなるかもしれません。過去には大手企業であっても、粉飾決算や業績悪化によって倒産した事例は少なくありません。倒産によるリスクを抑えたい場合は、一社の株に全ての資金を集中させるとリスクがあります。
複数の企業の株を買うか、ETF(上場投資信託)を利用する投資家もいます。
以前は数十万円単位の資金が必要な銘柄も多かったですが、現在は少額からでも始められる環境が整っています。例えば単元未満株(1株単位)での取引が可能な証券会社を利用すれば、数百円〜数千円で個別企業の株主になることが可能です。また、ETF(上場投資信託)であれば数千円〜数万円程度で分散投資を始められます。
PERやPBRなどの指標は、株価が割安か割高かを判断するデータとなるため確認しておくことを推奨します。 例えば、PERは利益に対して株価が何倍かを示し、PBRは資産価値に対して株価が何倍かを示します。ただし、PERやPBRなどの数値が良いからといって必ず株価が上がるとは限りません。最新のニュースや市場環境も含めて購入を検討しましょう。
初心者は株の仕組みから知ろう!
株式投資は、企業の成長を支援しながら自らの資産形成を目指せる手段の一つです。初心者は、株の基本的な仕組みやリスクを理解しておきましょう。
また、少額から取引を始めてみたり、デモトレードなどで操作に慣れたりすることからスタートしてみてはいかがでしょうか。経験を積むことで相場の感覚が養われ、ご自身に合った投資スタイルが見えてくるはずです。
FXGTでは、取引商品に応じて異なるレバレッジが設定されています。最大レバレッジは5,000倍です。取引は各商品の規定に応じた金額や数量から行えます。