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「シンニーアって何?」「シニア層が新NISAを始めても意味があるの?」といった疑問を持っていませんか?
近年、シニア層でも新NISAへの投資をしている人が増加しています。また、年金だけでは生活できない、物価高でインフレ対策をしたいと考えている場合は、新NISAを始めとした金融商品への投資を検討すべきです。
本記事では、シンニーアの概要や注目されている理由、これから投資を始めるメリットを解説します。
「シンニーア」とは、「シニア」と2024年から始まった「新NISA」を組み合わせた造語です。特にシニア層が新しいNISA制度を積極的に活用し、自身の資産形成や老後資金の準備に取り組む概念や動向を表す言葉として用いられています。
2025年4月15日19時に配信された日経新聞の報道によると、金融庁が高齢者向けの少額投資非課税制度(NISA)を創設する検討に入ったことが報じられました。現状では、運用益などを分配金として毎月払い出す「毎月分配型」の投資信託を高齢者に限定して対象に加える案が浮上しており、プラチナNISAと銘打つことも発表されています。
近年、公的年金だけでは不安を感じるシニア層が増えており、自身で資産寿命を延ばし、より豊かなセカンドライフを送りたいというニーズが高まっています。
そのため、投資に関心を持っているシニア層も増加しているのです。さらに、シニア層が金融リテラシーを高め、経済的な安心感を得ることで、生きがいや社会とのつながりを維持する役割も期待されています。
そんな中で、2024年から始まった新NISA制度において旧NISAよりも非課税投資枠が大幅に拡大されたことも大きいでしょう。
従来のNISA制度は非課税で投資できる金額や期間に制限がありましたが、新NISAではこの点が大きく改善されました。
| 旧NISA | 新NISA | |||
| つみたてNISA | 一般NISA | つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
| 年間投資枠 | 40万円 | 120万円 | 120万円 | 240万円 |
| 非課税保有限度額 | 800万円 | 600万円 | 1,800万円 | 1,200万円 (成長投資枠のみの枠) |
| 投資枠の併用 | 不可能 | 可能 | ||
| 非課税保有期間 | 20年間 | 5年間 | 無期限 | |
| 投資枠の再利用 | 不可能 | 可能 | ||
非課税保有期間が無期限になったことで、いつから始めても資産を増やせる可能性があります。投資枠も増え、さらにつみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になったため、より多くの資産を運用することが可能です。
加えて、一度投資した商品を売却した場合、売却した分の非課税枠が翌年以降に復活し、再度投資に利用できるようになりました。
これらの改善により新NISAでの資産運用がしやすくなったことで、シニア層の間でも投資への関心が広がっています。
金融庁において実施した「NISA口座の利用状況調査」(2024年9月末時点)によると、60代以上のNISA口座数は804万9,510口座であり、全体の口座数の32.1%を占めています。
また、60代や70代は他の年代と比べても毎月の投資金額が高い傾向にあります。
| 年代 | 2024年1月〜9月の平均投資金額 |
| 10代 | 22,288円 |
| 20代 | 34,432円 |
| 30代 | 58,096円 |
| 40代 | 64,029円 |
| 50代 | 67,516円 |
| 60代 | 76,819円 |
| 70代 | 67,406円 |
| 80代以上 | 42,708円 |
※2024年9月末時点のデータです。
出典:金融庁
このことからもシニア層での新NISAの投資意欲は高いといえるでしょう。
読者の中には「60代から新NISAを始めても意味があるのか疑問に思う人もいるかもしれません。
結論から言えば、60代以上でも新NISAに投資する意味はあります。若い世代と比べると運用できる期間は短いものの、今後医療技術のさらなる発達により平均寿命がさらに延びることを考えれば、20年以上投資することが可能です。
よって、毎月少額からでもコツコツと積み立てることで、老後の生活をより豊かにするための準備を進めることができます。
さらに、退職金などまとまった資金の一部を新NISAに回すことで、銀行預金では得られないリターンを非課税で享受できる可能性があります。
年金生活に入る前の準備として、あるいは年金だけでは不足するかもしれない生活費を補うために新NISAを活用することを検討しても良いでしょう。
60代以上の人がシンニーアを始めるメリットは主に3つあります。
それぞれのメリットについて順番に見ていきましょう。
新NISAはiDeCo(個人型確定拠出年金)とは異なり、投資した資金や運用益をいつでも必要な時に引き出せます。病気や介護など、緊急でまとまった資金が必要になった場合でも、保有している投資商品を売却して現金化できます。
一方、iDeCoは掛金の全額所得控除、運用益が非課税、受取時に控除を受けられるといったメリットはあります。しかし、60歳以上になってからiDeCoを始めた場合、加入から5年が経過するまでは引き出しができません。(60歳以前からiDeCoを開始した場合は加入期間に応じて60歳から64歳が受給開始年齢となる)
急な医療費や介護費用、あるいは予期せぬ大きな出費が発生した場合に引き出しをしたい場合は、新NISAを推奨します。
新NISAを活用することで、年金だけでは賄えない老後の生活費や、物価上昇による生活費の増加(インフレ)に対する不安を軽減できる可能性があります。
現在の年金では、生活していくのに十分なお金を確保できない人もいます。さらに、近年は食料品や日用品、公共料金などの価格が高くなるなど世界的に物価上昇が顕著です。
新NISAで資産を運用し、年金以外の収入源を確保すれば、老後の経済的な不安を解消できる可能性があります。

新NISAでは一度使った非課税枠について商品を売却すれば、翌年以降に再利用できるようになりました。
そのため、相場の状況に応じて運用している商品を売却して現金を確保したり違う投資商品を購入したりできます。
例えば、1800万円のうち、100万円分の投資商品を売却した場合、100万円分の非課税枠が翌年1月1日に復活するので、他の商品を購入できます。
投資枠を再利用することで、これまで以上に資産を増やせるかもしれません。
60代から新NISAを始める際には、いくつかの注意点を理解しておくことが重要です。
それぞれの注意点を順番に見ていきましょう。
60代から新NISAを始める場合、若い世代と比べて投資できる期間が短くなるので注意が必要です。
一般的に、投資では運用期間が長くなるほど、短期的な市場の変動リスクが分散され、複利効果によって資産も増えやすくなります。
しかし、寿命が70代や80代までと考えた場合、60歳から投資を始めた際に運用可能な期間が10年から20年程度となる可能性があります。
20代〜40代の人と比べると、複利効果を期待できないでしょう。さらに、新NISAを始めてからリーマンショックのような金融危機が発生した場合、元本割れのリスクや回復までに時間がかかるリスクがあります。
60代で退職金を全額投資に回すことは推奨できません。
なぜなら、一度に多額の資金を投資した場合、相場が大きく下落した際に大きな損失を抱えるリスクがあるからです。
最悪のケースでは、老後の生活に深刻な影響が出る恐れもあります。
新NISAに投資する際は、老後の生活に必要な資金は確保しつつ、余裕資金の範囲で投資を行いましょう。
また、暴落時の損失リスクを抑えたい場合は、一括で購入するよりも毎月一定額を投資する積立投資のほうが良いです。

投資した商品の価格が購入時よりも大きく下落した場合、含み損も膨らむため、精神的なストレスも大きくなる可能性があります。
なぜなら、人間は利益を得ることよりも損することに対して大きなストレスが発生すると言われているからです。
例えば、年金生活を送りながら毎日の株価の変動に一喜一憂することは精神的な負担となるでしょう。
含み損によるストレスを抑えるためには、一時的な価格の変動に惑わされずに長期的な視点を持つこと、自分が許容できる損失の範囲内で投資することが重要です。
新NISAに限らない話ですが、これから投資を始める際は、詐欺に注意しなければなりません。詐欺に遭うと、これまで貯めてきたお金のほとんどを失うこともあります。
特に「元本保証」「高利回り」「必ず儲かる」といった甘い言葉で誘惑された場合は、詐欺を疑いましょう。
他にも以下のようなケースは詐欺の可能性が高いです。
不審な勧誘をされた場合は、すぐにその場で判断せず、家族や消費者センター、あるいは信頼できる金融機関の窓口などに相談することが重要です。
シンニーアと呼ばれる言葉が徐々に認知されているように、シニア層による投資も活発になりつつあります。金融庁の発表したプラチナNISAが創設されれば、さらに投資がしやすくなるでしょう。年金だけでは足りない場合や物価高によるインフレに不安がある場合は、新NISAへの投資を検討しましょう。 FXGT.comでは、最大5,000倍のレバレッジでFX取引が可能なため、少額から多くの利益を狙うことができます。ぜひ、この機会に口座開設してみてください。