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2025年頃から株価指数や金価格、債券などさまざまな金融商品が高騰していることを受けて、関心を持つ投資家が増えています。
また、株価の暴落時に備えて他の金融商品に興味がある人もいるかもしれません。そのような人は、CFD(差金決済取引)投資を選択肢の一つとして情報収集する人もいます。
CFDとはわかりやすく言えば購入時と決済時の価格差のみにより利益を得る投資方法です。
本記事では、CFD取引の意味や種類、メリットなどについて詳しく解説します。
CFD(差金決済取引)とは、現物を保有せずに売買の価格差だけを現金でやり取りする差金決済取引と呼ばれる仕組みで収益機会を得る金融商品です。

CFDは、もともと1990年代のロンドンで機関投資家向けに開発されたものですが、インターネット環境や取引ツールの発展に伴い、現在では個人投資家でも少額から取引ができるよう広く普及しています。
通常の現物取引において、株式や金などに投資する場合は実際に投資対象を購入して保有しますが、CFD取引では直接所有する必要はありません。
例えば、ゴールドが1,000万円の時点で買い注文を出し、その後900万円に値下がりした時点で決済した場合は、差額の100万円を支払うことになります。反対に、1,100万円に値上がりした時点で決済を行えば、その差額となる100万円の利益を得られる可能性があります。
このように、CFDは購入時と売却時の差額のみで売買を行う仕組みです。
実はCFD取引(差金決済取引)ではさまざまな投資対象に投資できます。この章では対象となる投資先やFXとの関連性、ETFとの違いなどについて解説します。

CFD取引は、一つの口座から世界中の多様な金融商品に投資できます。
取扱銘柄が1,000種類を超える証券会社やFX業者もあります。
また、複数の金融商品に分散投資をすることも可能です。例えば、景気悪化に伴う株式や株価指数の下落に備えたい場合は、債券やエネルギー、貴金属など値動きの特徴が異なる投資対象も保有しておくことで、値動きの偏りを抑えられる場合があります。
FX(外国為替証拠金取引)も、実はCFD取引という枠組みに含まれる金融商品です。なぜなら、どちらの金融商品も証拠金を預け、レバレッジをかけて価格変動による差額を決済する仕組みにより取引ができるからです。
通貨ペアの取引はFX、その他の株式指数や貴金属などの商品に投資する場合はCFDと分けることができますが、基本的な取引ルールはほぼ共通しています。

CFD(差金決済取引)と似ている金融商品にETFがあります。ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことで、上場投資信託とも呼ばれている金融商品です。
CFDとETFは似ているように感じるかもしれませんが、仕組みや特徴は異なります。
CFDは証拠金を担保に取引を行う差金決済取引に対して、ETFは投資信託を現物で売買する必要があります。
また、CFDは平日なら原則24時間取引ができますが、ETFは証券取引所の開場時間でないと取引ができません。
このようにCFDとETFではさまざまな違いがあるため注意しましょう。
CFD取引の特徴とメリット
CFD取引(差金決済取引)には、主に2つのメリットがあります。
取引の選択肢を広げたい方に適した商品です。順番にメリットについてみていきましょう。
CFD取引(差金決済取引)は、原則24時間取引ができる銘柄もあるため、日中は仕事で忙しい方でも帰宅後の夜間に海外市場の値動きを狙う取引が可能です。さらに買いだけでなく売りから入ることで価格変動局面でも取引機会があります。
この点は基本的に買いでしか利益を狙えない株式や株価指数とは異なる点です。
CFD取引では、レバレッジを活用することで、手元の資金を担保により大きな金額の取引ができます。例えばレバレッジが100倍の場合、10万円の資金があれば1,000万円分の取引を行うことが可能です。(一方でレバレッジは損失を拡大させるリスクもあります。)
資金効率の良いCFD取引のほうが少額資金でも大きな取引額を扱うことが可能です。しかし、資金効率が高い反面、損失が拡大するリスクも伴います。
CFD取引を始める際のリスクと注意点
CFD取引(差金決済取引)を始める際には注意点があります。想定外の損失を被ることがないようにこれからご紹介する注意点について理解しておきましょう。
CFD取引(差金決済取引)には、相場の急変によってポジションが強制的に決済されるロスカットのリスクが伴います。
CFD取引ではレバレッジをかけるため、予想と逆方向に価格が動いた際には含み損も大きくなりやすくなります。
その結果、証拠金維持率が一定の基準を下回ると、投資家の資産を守るためにポジションが自動で決済され、損失が確定してしまいます。
ロスカットのリスクを避けるためには、CFD口座の資金に十分な余裕を持たせておくか、保有するポジションを大きくしすぎないようにしましょう。
初心者がいきなり大きな資金で取引を始めると、取引ツールの操作ミスや感情的な判断により予期せぬ損失を被るリスクがあります。
したがって、まずはデモ口座を利用して、取引プラットフォームの操作方法や値動きの感覚を掴むことの検討をおすすめします 。
デモ口座での取引に慣れたら、リアル口座で少額から取引を始める方法もあります。
ポジション量を増やすのは、十分に練習をしてトレード技術を身につけてからでも遅くありません。
CFD取引の始め方:口座開設から注文までの流れ
CFD取引(差金決済取引)に興味があるけど、始め方が分からない人もいるでしょう。この章では、CFD口座の開設から注文までの流れを簡単に解説します。
取引を始めるにあたり国内業者と海外業者では、CFD取引の専用口座の有無が異なります。
国内業者を利用する場合、FX口座とは別にCFD口座を新たに開設しなければなりません。つまりFX口座を開設しただけではCFD取引ができないので注意が必要です。
その一方で、多くの海外FX業者では一つのFX口座を開設すれば同じ口座内でCFD商品も同時に取引ができます(一部、特定の商品専用のCFD口座を提供している業者もあります。)。
どちらのケースでも基本的には以下の手順により口座を開設します。
詳しいCFD口座の開設方法は各業者によって異なることがあるため、必ず公式サイトで確認しておきましょう。

CFDの市場はテクノロジーの進化によって取引環境がより快適になり、個人投資家の参入ハードルが下がり続けていることから、取引環境の改善に伴い、利用者層が広がっているとの見方もあります。
新しいアセットクラスの追加や、スマートフォンのアプリを通じた直感的な取引が可能になることで、CFDトレーディングの意味やその役割は、資産形成の手段としてより身近になる可能性があります。
CFD取引に関するよくある質問
ここではCFD取引(差金決済取引)について初心者がよく考える疑問について回答しました。CFD取引を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
初心者の方でもCFD取引(差金決済取引)を始めることが可能です。多くの業者が無料で練習できるデモ口座を提供しており、実際の資金を使わずに取引ツールの操作や値動きを体験できます。
貴金属や原油といった商品CFDは、銘柄ごとに取引時間が異なります。基本的に平日ならほぼ原則24時間取引できる銘柄が多いですが、早朝のメンテナンス時間や土日など主要な為替市場の休場日には取引ができません。ただし、暗号資産CFDについては、土日も含めて原則24時間取引ができる業者が多いです。
株式CFDとは、現物の株式を購入するのではなく価格変動による差額のみを決済する取引方法です。レバレッジを利用して少額から取引でき、相場の下落局面でも売りから入ることで利益を得られる可能性があります。
ただし、株式CFD取引では、通常の株式投資と異なり株主優待や議決権を受け取れません。
CFD取引(差金決済取引)は一般的に売買手数料を無料としている業者が多いです。しかし、実質的なコストとして、売値と買値の差額であるスプレッドが発生します。また、日をまたいでポジションを持ち越す場合には、金利調整額や配当金相当額などの調整金が口座から引かれることもあるので注意しましょう。
CFD取引(差金決済取引)は、売りから入ることができる、レバレッジをかけることができるなど現物取引にはないメリットがあります。
また、さまざまな商品の取扱があるため、金融市場全体の状況を見極めた上で投資する銘柄を選ぶことで、1つの商品のみに投資をするよりも投資の選択肢を広げられる可能性があります。国内業者を使う場合はFX口座とは別にCFD口座、海外FX業者では基本的にFX口座を開設すればCFD商品も取引可能です。
FXGTでは商品ごとに異なるレバレッジ設定があります。レバレッジ取引は少額資金で大きな取引が可能となる一方、損失拡大リスクも伴います。各商品の取引条件をご確認ください。