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昨日の為替市場は、引き続き為替介入を警戒する動きとなりました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
13日午後の東京外国為替市場のドル円は157.7円前後での小動きとなりました。

米長期金利の上昇を背景に円売り・ドル買いが先行したものの、本邦当局による介入への警戒感が強く意識され、積極的に上値を追う動きは抑制されました。
市場の関心は、介入が実施されたとみられる5月6日の高値である157.9円前後に集まり、同水準をレジスタンスとしたもみ合いが続いています。
ロンドン市場に入ると、中東情勢の不透明感からニューヨーク原油先物が一時102ドル付近まで上昇し、ドル買いを誘う要因となりました。
ドル円は一段と値を上げ、ロンドン午前には157.9円台まで高値を伸ばします。
158円の大台を前に売買が交錯し、オプション取引の影響もあって上値の重さが意識されましたが、底堅い推移を維持しました。
ニューヨーク市場に入ると、米労働省が発表した4月の卸売物価指数(PPI)が市場予想を大幅に上回る強い内容となりました。
これを受けて米10年債利回りが一時4.5%前後と約11カ月ぶりの高水準を記録し、全般的にドル買いが優勢。
ドル円は3時前に157.9円台(157.93円)まで上昇しましたが、介入への警戒感から158円台への突破には至らず、終値は157.9円前後となりました。
本日14日の東京市場は、インフレ懸念に伴う米連邦準備理事会(FRB)の追加利上げ観測が浮上する中、157.8円台での小動きで始まっています。
仲値決済に向けては国内輸入企業による実需のドル買いが観測され、円の重荷となっています。
本日はトランプ米大統領と習近平国家主席の会談が予定されており、市場には結果を見極めたいとする模様眺めムードも広がっているようです。
ドル円は引き続き157.8円前後での推移となっています。

どちらかに動くまでは様子見が良さそうです。高値の目処は160円台半ば、安値の目処は155円台半ばになるでしょう。
本日の注目銘柄は日経225です。

63,600円台の高値を超えられるかに注目が集まっていますが、反落する恐れもあるので注意しましょう。その場合60,000円割れも視野に入ります。
本日は米中首脳会談が予定されています。会談で関係改善が示されればリスク選好の円安要因となりますが、米インフレ懸念に伴うドル買い圧力も根強い状況です。
158円目前で介入警戒感が高く、会談結果を受けた防衛ライン付近での急変動には警戒が必要と予想されます。
また、夜には新規失業保険申請件数や小売売上高の発表も控えており、ドル円にも影響を与えるかもしれません。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。