重要なお知らせ!
当社では、お客様が当社ウェブサイト上で最高の体験を得られるようにクッキーを使用しています。
お客様は、「同意する」をクリックすることにより、当社の クッキーに関する方針
昨日の為替市場は、ドル円は上昇しました。中東情勢については引き続き不透明な状況が続いています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
12日の東京市場は、中東情勢の緊迫化に伴う原油高を背景に、実需の円売りが先行しました。

片山財務相と来日中のベセンド米財務長官の会談が行われましたが、市場が期待したほどの強力な円安牽制は伝わらず、ドル円は157.7円前後まで上値を伸ばしました。
しかし、15時直前にドル円が一時156.7円前後まで1円近く急落。市場では「介入もしくはレートチェックが入ったのではないか」との憶測が広がりましたが、すぐに買い戻しが入り、ロンドン市場が始まる頃には157.6円台へと全戻しする展開となりました。
その後、ロンドン・ニューヨーク市場にかけても、イラン情勢への不透明感から有事のドル買いと原油高による日本の貿易赤字懸念が意識され、157.6円前後と前営業日比で大幅なドル高・円安で引けました。
ニューヨーク市場では、米インフレ指標の上振れを受けてドル買いが優勢となり、2時前には一時157.7円前後の日通し高値を更新。米10年債利回りが4.46%台まで上昇したことも、日米金利差を意識したドル選好を強めました。
介入警戒感から一本調子の上昇とはならなかったものの、下押しも限定的で、ドル円の底堅さが際立つ一日となりました。
本日13日の東京市場では、実需筋による円売り・ドル買いが一段と強まっています。
仲値公示にかけて国内輸入企業からのドル需要が旺盛となり、市場関係者からは「ドル不足」との声も聞かれました。
これにより、10時半前には一時157.8円前後と、介入観測があった5月6日以来、約1週間ぶりの円安・ドル高水準を付けています。
FRBによる政策金利据え置き観測と、高止まりする原油先物価格が日本の交易条件悪化を招くとの懸念が、ドル円の強力な下支えとなっている状況です。
ドル円は本稿執筆時点で直近高値の157.8円前後に近づきつつあります。

ここまで上昇し続けているもののこの水準で反転する可能性があるため、注意が必要です。
本日の注目銘柄はダウ平均株価です。

ダウ平均株価は直近高値の50,100ドル前後や50,400ドル台を超えられるかが焦点となっています。もし超えられない場合は48,000ドル台後半まで下落するかもしれません。
本日は米国の生産者物価指数の発表を控えています。ドル円が動く可能性はあるものの、重要度はそこまで高くないため、中東情勢の変化を警戒したほうが良いでしょう。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。