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昨日の為替市場は、大きな値動きはありませんでした。為替相場は引き続き次の方向性を探る展開となりそうです。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
22日の東京・ロンドン市場では、トランプ大統領による停戦延長の方針を受け、一時的に「有事のドル買い」が和らぐ場面が見られました。

「米国が海上封鎖を解除する兆候がある」との報道で原油価格が下落すると、ドル円は一時159.1円台まで下押しします。
しかし、イラン側が「停戦違反がある限り海峡再開は不可能」と強硬姿勢を崩さず、米国防総省からも「機雷撤去には最大6カ月かかる」との見通しが示されると、不透明感から再びドルが買い戻されました。
ニューヨーク市場では、原油高や米長期金利の上昇を背景にドル買いが先行し、終値ベースで3日続伸となる159.4円台後半で取引を終えています。
本日は早朝にイラン国内での爆発発生の噂が報道されると、地政学リスクが急激に意識されました。
時間外の原油先物が97ドル台へ急騰し、米10年債利回りも4.33%台へ上昇したことで、ドル円は約10日ぶりの高値となる159.7円前後まで一気に値を飛ばしています。
その後、爆発は「イラン軍の訓練によるもの」と判明し、誤報と分かると原油価格と金利が急落し、ドル円も159.3円台へと下落しました。
10時前の中値決済にかけては、輸出企業によるドル売り・円買いが観測され、159.3円前後で下げ渋る形となっています。
ドル円はチャネルの上値付近のため、反転下落か上方向へ抜けるかの分岐点にさしかかっています。

上方向へ抜けた場合の上値の目処は160.3円台、反転下落した場合の下値の目処は157.3円台です。
本日の注目銘柄は日経225です。

日経225は一時史上最高値の6万円を突破しましたが、キープできていません。上値が重くなりつつあり反転下落に警戒すべきかかもしれません。
上抜けた場合の上値は明確ではない一方で、反転下落した場合は5万円台前半までの下落も視野に入れておきましょう。
本日は夜に米PMI(購買担当者景気指数・速報値) の発表を控えており、ドル円が大きく動く可能性があります。
また、次の中東情勢の動きが今後の方向性を確定させる可能性があるため警戒すべきです。
他のクロス円もレンジ相場の高値付近で推移しているため、ドル円と同じくそろそろ膠着状態が解けるかもしれません。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。