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週末の為替市場は、ドル買いが先行したものの為替介入への警戒感が根強く上値の重い展開となっています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
15日の東京市場午後から夕方にかけてのドル円相場は、米インフレ圧力を背景とした米10年債利回りの上昇によりドル買いが先行し、一時158.7円前後まで値を上げました。

しかし、159円の大台を前に政府・日銀による為替介入への警戒感が強く意識されたことで、夕方にかけては158.4円台へと押し戻され、上値の重い展開となります。
ロンドン勢の本格参加に伴い、一時は158.4円前後まで押し戻されて揉み合う場面もありましたが、地政学リスクに伴う資源輸入国としての日本の貿易収支悪化懸念が根強く、158.5円台を中心に底堅い推移となりました。
ニューヨーク市場では、これまでに発表された米消費者物価指数などの上振れを受けたインフレ対処として、連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに踏み切るとの観測が一段と強まったようです。
米10年債利回りが一時4.58%前後と約1年ぶりの高水準を記録したことで全般的にドル買いが加速し、ドル円は一時158.9円前後まで下落して約2週間ぶりの安値を更新。
トランプ米大統領がインタビューでイランに対し強硬な姿勢を示した一方、イラン側も米国への強い不信感を表明するなど、戦闘終結に向けた協議の難航がドル買いを後押ししました。
ただ、159円手前では介入への恐怖心から上値が抑えられ、終盤は158.7円台から158.8円台での取引となりました。
週明け18日午前の東京市場では、米金利の先高観を背景としたドル買いの流れが引き継がれ、ドル円は一段と下げ幅を広げています。
国内輸入企業など実需筋からの活発なドル買い需要が観測され、市場ではドル不足を背景としたドル買いが優勢となりました。
ドル円は一時159.0円前後まで上値を伸ばし、4月30日の大規模介入後の安値をさらに更新する動きを見せています。
ドル円は5日連続で上昇中であり、160.8円台への到達も視野に入りつつあります。

1時間足では、5月6日の高値を超えたことでまだ上昇の余地はありそうです。
本日の注目銘柄はポンド円です。4月30日に付けた210.3円台が近づいており、この水準では反発を期待してロングしても良いかもしれません。

その場合直近高値の214円台が視野に入ります。
本日は週明けということや重要な経済指標の発表がないため、小幅な値動きに留まる可能性があります。
また、引き続き政府・日銀による為替介入には警戒したいところであり、ドル円が上昇しても安易に買わないほうが良いかもしれません。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。