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先週末の為替市場は、雇用統計が予想以上に良い結果となりましたが、最終的に155円台まで反落しました。
• 雇用統計は16.2万人増加もドル高は続かず
• ドル円は155円台で底固めができるかに注目
• 米国はレーバーデーで休場
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
4日の東京外国為替市場午後のドル円は、終盤に買いが一服し、日本時間の同日夜に発表される8月の米雇用統計を待つ展開となりました。

ロンドン時間に入ると、米利上げ観測の後退と日銀の利上げペースが加速するとの観測が強まった流れを受け、円売り・ドル買いの動きは限定的。
雇用統計の発表を控えて様子見ムードが広がり、156.3円台を中心に推移しました。
ニューヨーク時間に入ると、8月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比16万2000人増と予想の5万6000人増を大幅に上回り、過去2カ月分も上方修正されたことから全般にドル買いが先行し、一時156.7円台まで上昇。
ただ、すぐに失速して22時前には155.3円台まで急落し、その後は東京午前や前日につけた安値がサポートとして働いて156円台前半まで下げ渋りました。
市場では、焦点は来週発表の8月の米消費者物価指数と卸売物価指数に移ったとの声が聞かれ、米国の3連休を前に積極的な売買が手控えられた面もありました。
7日午前の東京外国為替市場では、10時時点は155.8円台で推移しています。
日銀の追加利上げ観測が根強く、日米金利差の縮小を意識した円買い・ドル売りが優勢となりました。
この日は米国がレーバーデーの祝日にあたり全米市場が休場となるため、市場では海外市場の一部が休場で取引参加者が少ないとの声が外為ブローカーから出ています。
ドル円は155円前後のサポートラインでは反発したものの反発力は強くなさそうです。そのため、160円台まで回復するのに時間がかかるかもしれません。

上値も限られており、まずは158円台前半にある200日移動平均線まで到達できるかに注目です。
本日の注目銘柄は豪ドル円です。豪ドル円はドル円、ユーロ円、ポンド円とはチャートの形状が異なります。

111円台半ばで反発していますが、もしサポートラインを割れると109円台前半まで下落する可能性があります。
ただし、200日移動平均線が迫ってきており、下落しても111円台で反発する可能性はあるでしょう。
その一方で、上昇すれば直近高値の114円台後半までは到達するかもしれません。
本日は米国市場がレーバーデーで休場となることや重要な経済指標の発表も予定されていないことからニューヨーク時間は大きな動きはなさそうです。
また、注目度の高い8月の米消費者物価指数と卸売物価指数の発表までは穏やかな値動きが続く可能性があります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。