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昨日のドル円は中東情勢の懸念が和らいだことでドル円は一時163.3円台まで下落しましたが、FRBによる利上げ観測や日本の財政悪化懸念が根強く163.8円まで円安ドル高が進行する局面もありました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
27日の東京外国為替市場午後のドル円は1ドル163円台半ばの安値圏でもみ合う展開となりました。

トランプ米大統領が24日に米軍に対してイランへの新たな攻撃を行わないよう命じたと報じられたほか、イラン軍報道官も26日に作戦を停止したと表明しており、両国の緊張緩和への期待感から有事のドル買いを解消する流れが継続。
その一方で、国内輸入企業による実需のドル買い・円売りも観測され、下値は限られました。
ロンドン外国為替市場に入ると、中東情勢への警戒感が後退したことから円買い・ドル売りが優勢。
米国がイランへの攻撃を一時停止したことで中東情勢の緊張が緩和し、欧州序盤には一時163.3円台まで下落。
しかし、ニューヨーク外国為替市場では、買い戻しが目立ち、4時前には一時163.8円台まで値を上げました。
FRBによる利上げ観測や日本の財政悪化を巡る懸念も根強く、円売り・ドル買いが出やすい面もありました。
もっとも、前週末の終値や高値、23日につけた39年8カ月ぶりの高値である164円前後が目先のレジスタンスとして意識されると、上昇は一服。
28日午前の東京外国為替市場でドル円は軟調に推移しています。
FRBが28日から29日にかけて開催する米連邦公開市場委員会では政策金利を据え置くとの見方が多い一方、市場の一部にはサプライズでの利上げ予想も根強く、円売り・ドル買いが出ています。
一時163.8円台まで上値を伸ばす場面もありましたが買いは続かず、米10年債利回りの低下やWTI原油先物価格の下落、日経平均株価の大幅下落なども重しとなり、値動きは限られました。
ドル円は164円台に到達し、高値更新があるか注目されています。

その水準を超えれば、165.2円前後まで上昇するかもしれません。
本日の注目銘柄は日経225です。

日経225は過去2回跳ね返されたレジスタンスライン付近に位置しています。このままこの水準を割り込んだ場合、60,000円割れも視野に入ってくるでしょう。
本日は複数の経済指標の発表が予定されており、中でもコンファレンスボード消費者信頼感指数の発表が注目されています。
前回は91.2でしたが、今回は92.0が予想されています。予想以上の結果となればドル買い、予想より悪ければドル売りで反応するかもしれません。
ただし、明日深夜発表予定のFOMCが注目されていることから上値が重い展開も考えられます。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。