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昨日の為替市場は、160.5円まで上昇しましたが、トランプ大統領がイランへの攻撃中止を発表したことで一時1円急落しました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
11日の東京外国為替市場午後のドル円相場は、東京時間からロンドン時間にかけて160.5円前後でこう着感の強い展開。

中東情勢の緊張を背景に有事のドル買いが入りやすかった一方、160円台半ばでは政府・日銀による為替介入への警戒感が強まり、上値を追う動きは限られました。
東京午後には一時160.5円台後半まで上昇し、4月30日以来の高値圏を付けましたが、米10年債利回りが時間外取引で低下したことも重しとなり、値幅は限定的でした。
ロンドン時間もその後は反落し、米長期金利も低下基調。市場では地政学リスクの次の材料を見極める姿勢が強く、ドル買いと介入警戒感が交錯する中で方向感は出にくい状況でした。
NY時間に入ると5月の米卸売物価指数は前月比で市場予想を上回ったものの、コア指数の一部に落ち着きもみられ、ドル円の反応は限定的でした。
その後、トランプ米大統領がイランへの攻撃中止と和平合意に向けた進展を示したことで、中東不安を背景とした有事のドル買いが巻き戻されました。原油価格や米長期金利が低下し、ドル円は160.5円台から一時159.5円台まで下落しました。
12日の東京時間は160円台前半で底堅さを保っていますが、地政学リスクの後退と米金利低下がドルの上値を抑えています。一方で、来週の日銀会合やFOMCを控えて積極的な売買は手控えられやすい状況です。
目先は160円前後を維持できるか、また中東情勢や米金利の変化が再びドル買い材料となるかが焦点となります。
ドル円は、久しぶりにやや長めの陰線が出現しました。

昨日反転したように159円台半ばは底堅く、この水準を割れるまでは買い目線で問題ないでしょう。
本日の注目銘柄は日経225です。昨日はトレンドライン上で反発したため、今後もトレンドライン上での買いは検討したいところです。

昨日の終値で過去2日の下落を否定する形となったため、このまま上昇方向へ動くのか注視しましょう。
本日は6月分のミシガン大学消費者信頼感指数(速報値) の発表が注目されています。結果次第では、ドル円が大きく動く可能性があります。
また、本日は週末のため、土日に備えてポジション調整をすることを検討したほうが良いかもしれません。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。