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昨日の為替市場は、有事のドル買いが継続し、一時157.8円台まで上昇しました。本日は米国の雇用統計を控えています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
東京外国為替市場午後のドル円相場は堅調に推移しました。

クウェート沖でのタンカー爆発報道を受けてWTI原油先物価格が77ドル台後半まで一段と上昇すると共に、有事のドル買いが意識された模様です。
朝方の高値を上抜けると157.2円台まで上値を伸ばしました。
ロンドン市場に入ってもこの動きは続きましたが、イラン側の紛争終結に向けた前向きな姿勢が新たに報じられたことで、投資家らが円買い・ドル売りで反応し、一時156.9円台まで下落する場面もありました。
その後ニューヨーク市場に入ると、有事のドル買いに加えて好調だった米経済指標を受けて157.85円まで上昇しています。
本日の東京外国為替市場のドル円相場は、上値が重い展開となっています。
ドル円は、日足では小幅な値動きにとどまっているため次の動き待ちです。
1時間足では3月3日につけた高値を抜け切れていない状況のため、まずは高値更新ができるかが焦点となります。

逆に156.4円台を割れた場合は、下落が加速する可能性も想定されるため、警戒が必要です。
本日の注目通貨ペアはカナダドル円です。
日足では1月23日と2月9日の高値水準に位置しており、このまま上方向へ伸びてくるのか、再びレンジ相場に戻されるのかが注目されます。

上値を伸ばす場合、2024年7月以来となる118円台も視野に入ってくるかもしれません。

本日も米・イラン情勢の動きに振り回される可能性があります。
また、本日は22時30分に米国の1月分小売売上高と2月の雇用統計の発表が控えています。
どちらも重要な経済指標であり、発表後に大きく動いた場合、今後しばらくの方向性が決まる可能性があると言えるでしょう。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。