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昨日の為替市場は、中東情勢の先行き不透明感から徐々に円が売られる展開となっています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
23日午後の東京外国為替市場では、ドル円は159.6円前後まで値を上げ、底堅い推移となりました。

夕方にかけては一時159.7円前後と日中の高値を更新する場面も見られましたが、直近のレジスタンスラインが意識されたことで、さらなる上値追いは限定的となっています。
ロンドン時間に入ると、中東情勢の先行き不透明感を背景にリスク回避姿勢が強まり、じりじりと円が売られる展開となりました。
原油価格の上昇も円の重石となり、相場は159.6円台から159.7円台へと水準を切り下げました。
市場では160円の大台を前に政府・日銀による為替介入への警戒感が根強いものの、悪材料次第では一段の円安加速を狙う動きも意識され、膠着感の強い地合いが続いています。
ニューヨーク市場に入ると、イスラエル国防相による「戦争再開の準備ができている」との発言や、イラン国会議長の辞任報道が伝わると、リスク回避のドル買いや原油高・株安が進行しました。
ドル円は一時159.8円台まで急伸し、高値を更新した後、攻撃を否定する報道で伸び悩む場面もありましたが、下値は堅く、結局4日続伸となる159.7円前後で取引を終えました。
本日24日午前の東京市場は、159.8円前後で伸び悩む展開となっています。
ニューヨーク市場からの有事のドル買いの流れを引き継ぎ、一時159.8円台まで上昇したものの、前日の高値を前に買いが一段落したようです。
また、片山財務相による「投機的な動きには断固として強い措置をとれる」といった円安牽制発言も重石となっており、介入への警戒感から159.7円台後半を中心に足踏み状態が続いています。
ドル円はチャネルの上値をわずかに突破しているが、いまだに大きな上昇にはつながっていません。このまま160円台前半まで上昇し続けるかに注目です。

1時間足でみると安値の切り上げが続いているため159.4円台を割れない限りは買い目線で考えても良いでしょう。

本日の注目銘柄は豪ドル円です。豪ドル円は、3月10日につけた高値を明確に超えていません。この水準を突破してさらに上昇するかに注目です。

一方で、反転下落となれば、上昇のトレンドラインがある110円台半ばまでの下落も視野に入れる必要があります。
本日は、4月分の米ミシガン大学消費者信頼感指数(確報値)の発表があるため、ドル円の値動きに影響があるかもしれません。
また、米国とイランの戦争再開が鮮明になれば、さらに為替相場に値動きは不安定になる可能性があり、警戒が必要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。