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昨日の為替市場は、FOMC発表後に一段とドル高・円安が進行しました。本日は日銀の政策金利発表を控えています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
18日の東京外国為替市場午後のドル円は、原油先物相場が1バレル92ドルを割り込んだことを背景にドル売りが先行し、一時158.5円台まで下落しました。

しかし、ロンドン市場に入ると中東情勢の緊迫化に伴うエネルギー供給懸念が再燃したことや地政学リスクの高まりから基軸通貨であるドルへの資金シフトが強まり、下げ渋る展開となりました。
ニューヨーク市場では、2月の米卸売物価指数(PPI)が市場予想を上回る強い数字となったことで、インフレ高止まりへの警戒感からドル買いが加速します。
さらに、市場が最も注目していたFOMCでは政策金利の据え置きが決定されたものの、声明文やパウエルFRB議長の会見内容が想定以上にタカ派的であると受け止められました。
パウエル議長が「インフレ進展が確認できなければ利下げの選択肢はない」との姿勢を強調し、米10年債利回りは4.25%台へと上昇したことで、ドル買いが一段と強まり、一時は159.90円まで上値を伸ばしました。
本日の東京外国為替市場では、昨晩の急騰を受けた政府・日銀による為替介入への警戒感が一段と強まっており、朝方は小幅に値を下げる神経質な動きが見られました。
しかし、仲値公示にかけては輸入企業による実需のドル買い予約が優勢となったことで、再び159.80円台まで買い戻されるなど、下値の堅さが意識されています。
ドル円は依然として堅調な推移を維持しており、2024年7月に記録した161円台という節目の水準も射程圏内に入っています。

中長期的な上昇トレンドは継続していると考えられますが、短期的には過熱感も意識される局面です。
1時間足チャートを確認すると、直近では反転下落の兆しが見受けられます。

安易な飛び乗りは避け、押し目買いを検討する場合は、サポートライン付近での反発をしっかりと確認してからエントリーのタイミングを図るのが一つのアプローチと言えます。
本日の注目銘柄は日経225です。

これまでの上昇を支えてきたトレンドラインを割り込んでいることから、現在は三角保ち合いの形成が意識されています。
三角保ち合いを下方向に抜けた場合、さらなる下押し圧力が強まるシナリオも想定されます。
その場合、心理的節目となる51,000円台の維持が焦点となりますが、状況によっては48,000円台まで調整が深まる可能性も否定できません。
本日は日米の重要指標・イベントが重なっており、発表直後の急激な価格変動に十分な警戒が必要です。
正午未明に日銀の政策金利発表があるため、予想と異なる結果が発表されれば、ドル円や日経225の方向性を決定づける大きな要因となります。
また、夜には21時30分に3月分の米国・フィラデルフィア連銀景況指数、23時に1月分の米国・新築住宅販売件数の発表を控えています。
FOMCも通過したことでドル円の方向性が定まるかもしれません。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。