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昨日の為替市場は、米国の祝日(プレジデンツデー)の影響により、全体として大きな動きは見られませんでした。ドル円やクロス円は、円高・円安のどちらへ向かうのか、引き続き方向性を探る展開が続いています。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
16日の東京時間午後は、153円台前半でもみ合う展開となりました。

ロンドン市場序盤にはドル円が153.6円まで円安が進行する場面もありましたが、ニューヨーク市場に入るとプレジデンツデーの祝日により市場参加者が限られ、動意に欠ける動きとなりました。
ドル円は本日午前8時に一時153.7円台を付ける場面もありましたが、本稿執筆時点では153.2円を割り込む水準で推移しています。
日本銀行による3月利下げ観測が後退していることが一つの要因と考えられています。
ドル円を長期間の日足で俯瞰すると、2025年11月にチャネルラインを上方向に突破しています。
現在の価格帯はチャネルの延長線上において2度の反発が確認されているため、短期的には上方向への意識も読み取れます。

仮に上昇が続いた場合、上値の目処は157円を割り込んだあたりとなるでしょう。
一方で、153.7円台の抵抗帯は依然として強く、この水準を明確に突破しない限りは慎重な見極めが必要です。
下値については、引き続き152.7円台前後が意識されます。

ここ数日は152.2円から154円の範囲でレンジ相場を形成していますが、次の強いトレンドが発生するための準備期間と捉えることもできます。
今週は経済指標の結果や突発的なニュースにより大きく動く可能性があるため、警戒が必要です。
そして、本日の注目通貨ペアはポンド円です。上値の目処は209.6円前後、下値の目処は208.5円台と想定されます。

レンジ相場をどちらに抜けていくかに注目が集まります。
本日は、経済指標の発表をきっかけにチャネルを突破するシナリオも想定されます。
ドル円は本日24時に発表される2月分ニューヨーク連銀製造業景気指数に注目です。
重要度は中程度ですが、結果次第でチャネルを突破するかもしれません。
ポンド円は、16時に発表される1月分の英国失業率および雇用統計の結果により、チャネルの外へ出る動きが見られる可能性があります。
ただし、経済指標の発表直後に一時的にチャネルを突破しても、終値で元の水準に戻され、反転するケースも散見されます。
そのため、必ず終値でラインを突破したかを確認した上で判断することが重要です。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。