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昨日の為替市場は、日米の金融政策発表を控えていることから大きな動きはありませんでした。本日は午後に日銀金融政策決定会合が発表されるため、相場が荒れる展開となるかもしれません。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
15日午後の東京外国為替市場のドル円は、今週に日米の金融政策発表を控えていることもあり、午後にかけては160.1円前後の狭いレンジ内でこう着状態が続きました。

ロンドン市場に入っても、翌日からの日銀金融政策決定会合を控えて積極的な売買が手控えられ、静かな取引となりました。
東京朝方に米イランの合意報道を受けて地政学リスク後退からドル安・円高が進んだものの、株高に伴うリスク選好の円売りや160円ちょうどに観測されていた大規模なオプション設定の引き寄せ効果から、市場は160.1円前後での膠着相場に終始。
米イラン合意に関する具体的な詳細が伝わっていないことも、投資家の様子見姿勢を強める要因となりました。
ニューヨーク市場では、トランプ米大統領が自身のSNSでイランとの戦闘終結合意とホルムズ海峡の開放見通しを発表し、米政府高官も覚書署名の手続きを認めたことが材料視されました。
日米の株式市場が上昇し、投資家のリスク選好姿勢が強まったことで、安全通貨とされる円を売る動きが優勢となりました。
深夜に米長期金利が低下した局面では一時160.0円近辺まで下押しされたものの、金利が下げ幅を縮小すると再びドル買いが先行し、前週末の高値を上抜けて一時160.4円前後まで上値を伸ばしています。
明けた16日の東京市場は、日銀金融政策決定会合の結果公表を前に様子見ムードが広がるなか、160.2円台で底堅く推移しています。
今回の会合における利上げ自体は市場に完全に織り込まれているとみられており、現在の注目は、入院した植田総裁の代理として記者会見を行う内田副総裁の発言へと集まっています。
市場では、原油相場の急落局面でも円安基調が維持されている背景として日銀の利上げペースの遅さを懸念する声もあり、会見内容が今後の追加利上げに慎重な姿勢を示した場合、再び円売り圧力が強まるかもしれません。
ドル円はいまだ大きな動きはなく、どちらかに動くのを待つ展開です。160.6円台の高値か159.5円台のどちらかを抜けるまでは静観で問題ありません。

本日の注目銘柄は日経225です。昨日再び高値を更新しました。チャネルの天井付近までは少し距離がありますが、一旦チャネル下限に向かって下落するかもしれません。

本日は6月分の日銀政策金利の発表を控えており、ドル円やクロス円を中心に相場が荒れる可能性があります。
政策金利は0.25%の利上げによる1%が予想されています。
また、豪州の政策金利も発表されることから、豪ドル円や豪ドルドルを始めとした豪ドル関連の銘柄にも大きな影響があるでしょう。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。