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昨日の為替市場は、中東情勢の緊迫化で原油が上昇し、ドル円も154円台後半をつけました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
14日午後の東京外国為替市場では、ドル円が堅調に推移しました。

昼前には154円台を回復したものの、FOMCや日銀の金融政策決定会合を控えて見送りムードも強く、午後は同水準を挟んでもみ合いました。
ロンドン時間に入ると、中東情勢の緊迫化に伴う原油高や米利上げ観測を背景に、全般的なドル買いが継続。
ドル円は東京朝方につけた153.3円台を安値に一貫して買われ、ロンドン時間には154.7円台へ高値を更新して9月7日以来の水準をつけました。
昼の時間帯にはドル買いの動きが一息つきましたが、調整の動きも限定的で、154.5円前後で推移。
ニューヨーク時間に入ると、中東情勢の緊迫が続くなか、基軸通貨で流動性が高いとされるドルを買う動きが優勢となりました。
サウジアラビアが攻撃を受けたパイプラインの操業を停止したほか、イエメンの親イラン武装組織フーシがサウジ南部の空軍基地を攻撃したと報じられ、WTIの期近10月物は1バレル104ドル台後半と前週末比5%近く上昇。
FRBが15日から16日のFOMCで利上げするとの見方が根強いことも材料となりましたが、トランプ米大統領がウクライナはロシアのエネルギー施設を攻撃しないことで合意したと投稿し、原油価格が伸び悩むとドル円は下げ渋りました。
市場では、追加利上げを明確に示唆しないハト派的な利上げとなればドルは売られるとの予想も聞かれました。
15日午前の東京外国為替市場ではドル円が上げ幅を拡大し、10時時点で154.6円台で推移しています。
米金利高を受けたドル買いに加え、実需のドル買い観測も相場を支えています。この日は事業会社の決済が集中する五・十日にあたり、仲値決済に向けてはドル買いが優勢との声が国内銀行の為替担当者から聞かれ、国内輸入企業による円売り・ドル買いの観測も浮上しました。
ドル円は154円台半ばのレジスタンスを超えるかに注目です。レジスタンスを突破した場合は、155.4円前後まで到達する可能性があります。

一方で152.9円を割れた場合は152円を割れる可能性があるので注意が必要です。
本日の注目銘柄はゴールドです。

4,300ドル前後を明確に割れた場合、4,200ドル割れや4,000ドルまで下落する可能性があります。
本日はニューヨーク連銀製造業景気指数の発表に注目。前回は20.6でしたが今回は14.5が予想されています。
予想と大きく異なる結果が発表された場合、ドル円の値動きに影響を与える可能性があります。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。