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金曜日夜の米国消費者物価指数が市場予想を下回ったことで円高方向への動きが加速しています。ここ2,3日は153円をめぐって何度も攻防が繰り返されている状況です。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
13日午後の東京市場は、午前に続いて円安方向の流れを引き継ぐ展開となりました。

13時時点では153円をわずかに割り込んでいたものの、14時までに153.2円台を回復し、その後も夕方にかけて上昇を続け、18時には153.5円台に到達しています。
しかし、18時以降は下落に転じ、ニューヨーク市場に入ると再び153円台を割り込んで152.6円台で取引を終える結果となりました。
ニューヨーク市場で円高方向への勢いが強くなった主な要因は、13日に発表された米国の1月分消費者物価指数が前年同月比2.4%の上昇に留まったことです。
結果が市場予想の2.5%を下回ったことで、インフレ減速の兆しが見え、FRBの利下げを後押しする見方が広がっています。
週明け午前の東京市場は、午前10時までに153円台を回復しました。
日本の国内総生産が市場予想を下回ったことで、日本銀行による3月の利上げ観測が後退したことによるものです。
本稿執筆時点では153円台をかろうじて維持しています。
ドル円は引き続き152.1円台で買い方の勢いが強く、反転に転じる可能性も考えられる状況です。

ここ2、3日はトレンドが弱くなっており、1時間足のチャネルも狭まりつつありますが、153.2円台を明確に超えてくれば上昇に転ずる可能性があります。
次に本日の注目通貨は豪ドル円です。豪ドル円は、日足の13日終値においてかろうじてトレンドラインを維持しています。
トレンドラインを割り込むようなことがあれば下落方向への警戒が必要ですが、依然として下落に転じていないと考えた場合、むしろ再度上昇へ向かう可能性も想定されます。

本日は午後に重要な経済指標の発表が控えていないため、大きな動きが起きない可能性もあります。
今後の戦略として、ドル円は1時間足でチャネルのレジスタンスラインである153.2円台を超えれば上昇に転じると考えられ、その場合は12日につけた154.6円台が高値の目処となる可能性があります。

反対に、152.6円前後のサポートラインを割り込むようなことになると、152.1円前後のサポートラインに向けて下落する可能性があるため注意が必要です。
豪ドル円については、1時間足で直近高値を超えているため、直近安値の107.6円台を割り込まない限りは買い目線で検討できる可能性がある局面です。

その場合は過去にサポレジ転換が起きた108.6円前後を超えられるかが焦点となり、その水準を突破すれば109.4円台後半を目指す動きも想定されます。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。