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「ノーロード投資信託を買いたい」「ノーロード投資信託って本当に手数料がかからないの?」といった疑問を持っていませんか?
ノーロード投資信託は購入時手数料が無料ですが、実は他の手数料がかかるため、確認しておく必要があります。
本記事では、ノーロード投資信託のメリットやデメリット、おすすめの投資信託を5つ紹介します。
ノーロード投資信託とは、投資信託を購入する際にかかる購入時手数料が無料の投資信託のことです。
通常、投資信託を購入する際には、購入金額に応じて数%の手数料が発生しますが、ノーロード投資信託ではこの手数料が一切かかりません。
ノーロード投資信託は、手数料を抑えたい投資家から注目されています。
日本国内で取引可能な投資信託は6,000本以上ありますが、ノーロード投資信託は多くはありません。また、ノーロード投資信託を数十本程度しか取り扱っていない証券会社もあります。
ノーロード投資信託には、主に以下の3つのメリットがあります。
どのようなメリットがあるのか順番に見ていきましょう。
ノーロード投資信託の最大のメリットは、購入時の手数料が無料であることです。
通常の投資信託の場合、購入金額に応じて0〜3%が目安となるので、仮に100万円の投資信託を購入する場合に必要な購入手数料は最大3万円ほどです。
しかし、ノーロード投資信託であれば購入時の手数料がかからないため、投資家はより多くの資金を投資に回せます。
さらに、頻繁に投資信託の売買をしたい人は、取引コストを抑えられる可能性があります。
なお、解約時の手数料については、各ノーロード投資信託によって扱いが異なるため、事前に確認しておきましょう。
ノーロード投資信託には、インデックスファンドが多い傾向があります。インデックスファンドとは、日経平均株価やTOPIXなどの指数に連動するように運用される投資信託のことです。
インデックスファンドは、市場全体の動きに連動することで安定した運用成果が期待でき、信託報酬手数料も低い商品が多くあります。
手数料が低いことから、長期的な資産形成にも適しています。
インデックスファンドが初心者におすすめされる理由とデメリットを解説
ノーロード投資信託は、インターネット証券なら24時間いつでも手軽に購入できます。
さらに、スマホアプリを利用して、外出先からでも手軽に投資信託の取引や運用状況の確認が可能です。
ノーロード投資信託には、メリットだけでなく、いくつかのデメリットも存在します。
これからノーロード投資信託に投資する予定のある人は、必ずデメリットについても確認しておきましょう。
ノーロード投資信託は、購入時の手数料はかかりませんが、その他の費用についてはかかります。
| 信託報酬手数料 | 運用期間中にかかる手数料 0.1%〜2.0%が目安 |
| 監査報酬 | 投資信託の会計監査にかかる費用 間接的に投資家が負担する |
| 売買委託手数料 | 株式や債券などを売買する際に証券会社に支払う手数料 |
| 信託財産留保額 | 投資信託を解約する際に信託財産の一部から差し引かれる費用 |
購入時手数料が安くてもその他の費用が高いノーロード投資信託を選んでしまった場合、ノーロードでない投資信託よりも多くの費用を徴収されることがあるので注意が必要です。
購入前に、ノーロード投資信託の各費用について確認しておきましょう。
ノーロード投資信託を主に取り扱っている証券会社は、ネット証券のため、対面での手厚いサポートを受けることはできません。
そのため、投資未経験者の人は、疑問や不安点について目の前で直接相談できないことに不安を感じるかもしれません。
しかし、ネット証券でも電話やメール、チャットなどで相談ができる環境は整っているので、初めての人でも安心して利用できるでしょう。
ノーロード投資信託は、インデックスファンドが中心であるため、短期間で高いリターンを狙うことは難しくなります。
実際、国内の大手証券会社でノーロード投資信託のうち最もリターンが高い上位3つを確認したところ、以下のような結果となっています。
| 投資期間 | リターンの高いノーロード投資信託上位 |
| 6ヵ月 | ・One-たわらノーロード フォーカス フィンテック(14.68%) ・One-たわらノーロード フォーカス AI(4.89%) ・三井住友TAM-My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)(3.67%) |
| 1年 | ・One-たわらノーロード フォーカス フィンテック(17.31%) ・三井住友TAM-My SMT 新興国株式インデックス(ノーロード)(8.77%) ・One-たわらノーロード 新興国株式(8.57%) |
| 3年 | ・One-たわらノーロード フォーカス AI(17.95%) ・三井住友TAM-My SMT S&P500インデックス(ノーロード)(15.26%) ・三井住友TAM-My SMT ダウ・ジョーンズ・インデックス(ノーロード)(14.98%) |
※2025年4月18日時点
一番リターンが良い投資信託であっても15%前後であることに加えて、運用期間が短ければ10%以上のリターンを出すことも簡単ではありません。
さらに、市場が低迷した場合には、他の投資信託と同様に損失を被るリスクもあるので、注意しなければなりません。
ノーロード投資信託は、通常の投資信託に比べて対象銘柄が少ない傾向があります。いつも利用している証券会社では、ノーロード投資信託をあまり扱っていない可能性もあります。
さらに、少ない選択肢から自分の投資スタイルや投資対象に合った投資信託を見つけなければなりません。
選択肢が少ないので、特定のセクターや特定の投資手法に特化した投資信託に投資できない可能性があります。
ノーロード投資信託に興味があるけど、どの商品を選べば良いか分からない人もいるかもしれません。
ここでは、ノーロード投資信託を選ぶポイントを解説します。
これからノーロード投資信託の投資先を探す人は、これらのポイントも踏まえて選びましょう。
信託報酬手数料などの運用期間中の費用が安い投資信託を選びましょう。
信託報酬手数料が高い投資信託は、毎月引かれる手数料が高く、運用益を減少させてしまうからです。
一方で、信託報酬手数料の低いノーロード投資信託を選ぶことで、長期間の資産形成がしやすくなります。
過去の運用実績は、将来の運用成果を保証するものではありませんが、投資信託を選ぶ際の参考になります。
なかでも重要な情報は、期間内に投資信託の資産価値がいくら上昇したかを示す「トータルリターン」です。
特に、6ヵ月や1年といった短期間のリターンよりも3年、5年といった中長期のトータルリターンを確認しましょう。
長期間リターンの高い投資信託は、相場状況にかかわらず、安定した運用成績を出している可能性があります。
ただし、過去の成績が良いからといって将来も同様の運用成果が得られるとは限りません。
純資産額は、投資信託の規模を示す指標です。
純資産額が大きい投資信託は、多くの投資家から資金を集めているため、一般的に運用が安定していると考えられます。
このような投資信託は、豊富な資金を元手に投資戦略を実行しやすくなり、運用成績が良くなる可能性があります。
また、取引量も多いので、換金したい場合もスムーズに買い手が見つかるでしょう。
一方、純資産額が小さい投資信託は、投資できる銘柄や取引量に制約が生じ、十分な分散投資が難しくなることがあります。
さらに運用会社が運用コストを賄いきれず、信託期間の満了を待たずに運用を終了し、投資家に資金が払い戻される「繰上償還」が行われるリスクがあるので注意しなければなりません。
ここからは、初心者におすすめのノーロード投資信託を5つ紹介します。
各商品の組入銘柄やリターンなどについて詳しく解説します。

出典:Yahoo!ファイナンス
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、MSCIオール・カントリー・ワールド・インデックスと呼ばれる先進国23ヶ国と新興国24ヶ国を含む全世界の株式市場の動きを捉える指数に連動することを目指しています。
この一本で、世界経済の成長を幅広く享受できるため、国際分散投資を手軽に行いたい投資家向けの投資信託です。
2024年5月時点の組入銘柄を地域別に分けると、北米が約59%、欧州が約18%、アジア・オセアニアが約20%です。また、2025年3月31日時点の組入銘柄上位は、アップル(4.20%)エヌビディア、(3.50%)マイクロソフト(3.50%)などがあります。
過去3年のリターンは13.96%、過去5年のリターンは22.77%と高い水準です。
信託報酬手数料は、0.05775%と安い水準です。
特定の国や地域に偏らず、世界全体の経済成長を取り込みたい人、長期的な視点で安定した資産形成を目指したい人におすすめします。

出典:Yahoo!ファイナンス
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、ニューヨーク証券取引所やナスダックに上場している代表的な500銘柄で構成されており、米国株式市場の約80%をカバーすると言われています。
実際組入銘柄を地域別に見ると、北米が約95%と圧倒的に多くを占めている状況です。
なお、過去3年のリターンは15.44%、過去5年のリターンは25.47%のため、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)よりもパフォーマンスが高いです。
一方で、信託報酬手数料は、0.08140%とやや高くなります。
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、米国の代表的な銘柄へ投資したい人におすすめです。

出典:Yahoo!ファイナンス
eMAXIS Slim 先進国株式インデックスは、日本を除く先進国の株式市場の動きを示す指数です。
2024年4月時点の組入銘柄を地域別に分けると、北米が約70%、欧州が約21%、アジア・オセアニアが約8%です。米国以外にもカナダ、イギリス、フランス、ドイツ、オーストラリアの株式に幅広く投資できます。
過去3年のリターンは14.75%、過去5年のリターンは24.33%と高い水準です。
信託報酬手数料は、0.09889%と他のeMAXIS Slim商品よりやや高いといえます。
リスクの高い新興国株式には投資せず、先進国株式のみに投資したい人におすすめの銘柄です。

出典:Yahoo!ファイナンス
たわらノーロード フォーカス AIとは、Solactive Global Artificial Intelligence Index(円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし)に連動する投資成果をめざして運用する投資信託です。
AI関連株式インデックス・マザーファンドへの投資を通じて、主に国内外の金融商品取引所に上場するAI関連企業の株式に投資しています。
近年、AI関連企業の成長はすさまじいこともあり、過去3年のリターンは56.17%、過去5年のリターンは160.25%と他の銘柄よりも高いです。
ただし、AIの成長に陰りが出た場合は、基準価額が大きく値下がりする可能性があります。
また、アクティブファンドのため、信託報酬手数料は、0.495%と高めに設定されています。

出典:Yahoo!ファイナンス
My SMT S&P500インデックス(ノーロード)は、米国の金融商品取引所等に上場している株式に投資し、ファミリーファンド方式で運用する投資信託です。
為替ヘッジがないため、円安になれば資産が増えますが、円高になると資産が減る可能性があります。
運用期間はここまで紹介してきたノーロード投資信託よりも短く、過去3年のリターンは15.26%です。
信託報酬手数料は、0.0968%と他のeMAXIS Slim商品よりやや高いといえます。米国株式市場に投資したい人におすすめの投資信託です。
ノーロード投資信託では購入時手数料はかかりませんが、信託報酬手数料など他の手数料は必要なため、トータルの取引コストを確認してから検討すべきです。
ノーロード投資信託には、リターンが高い商品もありますが、他の投資信託同様に景気が悪化すれば値下がりするリスクがあります。
少しでも損失リスクを抑えたい場合は、信託報酬手数料が安いインデックスファンドを選ぶようにしましょう。
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