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昨日の為替市場は、中東の地政学リスクを意識したドル買いや良好な米国経済指標によりドル円が一時159.4円台を付けました。
まずは、直近の相場環境から振り返ります。
東京外国為替市場午後のドル円相場では、イラン革命防衛隊による強硬な声明や、米イラン双方による攻撃発表といった報道を受け、中東の地政学リスクを意識したドル買いが加速し、一時159.2円まで高値を更新しました。

そして、ロンドン市場では連休明けのポジション調整などを背景に、ロンドン時間早朝から円売り・ドル買いが優勢。英国時間16時時点では159.3円〜159.4円前後で推移しています。
市場では中東情勢を楽観視できないとの見方が強く、原油相場の動向を注視する展開が続きました。
ニューヨーク時間になると、米中央軍による攻撃やイラン側の無人機撃墜主張など、両国の緊張緩和への期待が後退したことがドル買いを支えました。
また、5月米消費者信頼感指数が予想を上回ったことも支援材料となり、一時159.3円台と4月30日以来の高値を更新。
一方で、160円付近では政府・日銀による為替介入への警戒感が強く、上昇は一服しています。
本日の東京外国為替市場午前のドル円は159.3円近辺で小動きとなっています。朝方、植田日銀総裁が国際コンファランスであいさつを行いましたが、今後の金利見通しについては具体的な言及がなかったため、材料出尽くし感から円の重荷となりました。
その後、月末のスポット取引に向けた国内輸入企業による円売り・ドル買いが観測され、10時前には159.3円近辺まで下げ幅を拡大。
今後は、来週3日に予定されている日銀総裁の講演内容が市場の焦点となりそうです。
ドル円は円安方向に進んでいるもののこのまま円安方向へ行くかは不透明な状況です。

1時間足で見るとボリンジャーバンドが収縮しており次の動き待ちの状況です。

本日夕方以降、もしくは明日夕方以降の動きを待つ展開が予想されます。
本日の注目銘柄は豪ドル円です。112.5円前後と114.7円前後でのレンジ相場となっており、抜けた方向に素直に着いていくのが良いでしょう。

1時間足では急落しましたがトレンドライン上に位置しており、一旦反発して上昇方向へ戻るのか、トレンドラインを割れて急落するかの瀬戸際です。

本日は夜に米国の5月分リッチモンド連銀製造業指数の発表を控えています。前回のドル円変動幅は5pips前後だったこともあり、大きく動く可能性は低いですが、念のため指標発表時の値動きに注意しましょう。
本記事は市場動向の解説を目的としたものであり、特定の取引を推奨する投資助言ではありません。レバレッジを伴う取引は、高い収益の可能性がある反面、元本を上回る損失のリスクを伴います。最終的な投資判断は、ご自身の責任において行っていただけますようお願いいたします。過去の分析結果は将来の運用成果を確約するものではありません。